英語の勉強を考えるホームページ

 

学習時間の問題点

今の日本では英語に関心を持っている人が多く、実際に必要な人も多いと思います。英会話関係の学校が増えてあちらこちらで見かけるし、通う人も増えたと思います。少し大きな書店に行けば英語の学習関係の本が溢れているし、ネットでも英語関係のホームページとブログ等が驚くほど増えたと思います。

それなのに、英語ができるようになったと自信をもって言える人が少ないと思います。様々な原因があると思いますが、第一は英語に接している時間の不足があると思います。英会話学校に週3回で一回2時間の授業を取ったとしても週6時間だけで、一日8時間寝るとして週112時間の内英語に接する時間は5%強に過ぎません。それにプラス頑張って毎日1時間自習するとしても12%弱になるに過ぎません。もっと頑張ってプラス毎日3時間英語を勉強することにして24%強となります。

個人差はあるものの、少しは使えるレベルに達するためには、最低500時間程度の学習時間が必要と言われています。ある程度使えるレベルに達するためには、2000〜3000時間程度の学習時間が必要と言われています。上達したと言えるためには、5000〜8000時間程度の学習時間が必要と言われています。

英会話学校に週3回で一回2時間の授業を取ったとしても、少しは使えるレベルに達するための最低時間をクリアーするためには、1年半以上必要となります。英会話学校に週3回で一回2時間の授業プラス毎日1時間の自習で、ある程度使えるレベルに達するための時間をクリアーするためには、最低でも3年は必要となります。英会話学校に週3回で一回2時間の授業プラス毎日3時間の自習で、上達したと言えるための時間をクリアーするためには、最低でも3年半以上必要となります。

 

基礎のおさらい

英語が上達するためには、それだけの努力と時間が必要ということになります。でも、英会話学校に通って本格的に始めるためにも、基礎ができている人はそれだけ上達も早くなると思います。

英語の基礎は、義務教育と高校での英語の授業で習ったことが中心となります。もし、それに不安がある場合は、もう一度おさらいするところから始めるのがベストであると思います。

ネットでは、「英文法大全」と「リンケージ倶楽部のサイト 」が基礎的な内容を復習するためにも役立つサイトであると思います。

 

自習の工夫

英語の学習は、できるだけ英語に接する時間を多くすることが大切です。そのためには、少しでも空いた時間を無駄にしないように、リスニングの教材をポータブルオーディオに録音して持ち歩き、移動中、待ち時間等少しでも時間が空いたときには聞くという習慣を身に付けることが大切です。

リーディングについても同様で、少しでも空いた時間を無駄にしないように、英語を読むようにすることが大切です。

 

疑問点を聞き方

英語の学習で出てきた疑問点は、英会話学校に通っていればそこの先生等に聞くことができるでしょう。でも、英会話の授業に直接関係ない内容は聞き難いものです。

そのような疑問は、掲示板等で聞くこともできます。気をつけなければならないことは、掲示板等に回答する人が本当に正しい答えを教えてくれるかどうかの保証がないことです。上手な掲示板の利用方法は、ただ疑問点の答えを聞くのではなく、どのように調べれば解決できるかも聞くことです。聞いた答えを鵜呑みにすることなく自身でも調べて確かめることが大切です。そうすることによって、似たような疑問点を自力で解決することができるようにもなります。

 

継続する工夫

英語を上達するためには、継続して学習することが必要です。長続きするためには楽しくできることが大切です。そのためには、ある程度基礎ができてきたら、好きなことや興味があることを英語で読んでみたりすることもお勧めです。

google 英語検索の詳細サーチ」に英語でキーワードやフレーズを入れて検索すれば、ネットで英語の情報を見つけることもできます。

ある程度上達してきたら、「Voice of America」でニュースを読んだり聞いたりして、生の英語に接してさらに上達することもできます。

 

おわりに

百里の道も一歩からです。今日からでもできることから始めましょう。

 

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